写真つき年賀状で結婚や誕生、成長のご報告

最近は、結婚や出産のご連絡をするとお祝いや返礼が煩わしくなるため、写真つき年賀状で、結婚や引越し、子供の出産などのご連絡を兼ねることが増えてきました。立場や関係にもよりますが、通常はそれほど失礼にもならないご時勢です。

注意したい写真とはがきのサイズや解像度・発色の違い

写真つきの年賀状で注意したいのは、元になる写真の撮り方。
通常のデジカメの縦横比は、ホームページに乗せたり、パソコンの画面に表示させるのが主だと、解像度1024x768などで4:3の比率になります。一方、昔のフィルムを現像した写真(35ミリ判)やデジタル一眼の縦横比は3:2。ちょっと横長なんですね。
更に一般のハガキサイズは152mmx102mmで縦横比がほぼ3:2。デジタル一眼ならいいけど、普通のデジカメの写真だと、横長になるように上下をトリミングしないといけません。

逆に言うと、「撮影するときにはトリミングすることを前提に、左右はいっぱいに使って、上下は空くように撮っておかないといけない」、ということです。

また、解像度も違います。一般のホームページやPCモニタの表示は一般に72dpiですが、印刷物の標準は300dpi。4倍以上のデータが必要になります。ぼやけず、性格に印刷するには、1795×1205ドットのデータ(6.19MB)が必要になります。かなりの高画質の画像でないと、荒くなってしまう可能性がある、ということです。